弊社代表の朝日奈ゆかが企画編集した書籍『その医療情報は本当か』(田近亜蘭 集英社新書)が全国の書店、ネット書店で発売中です!
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著者の田近亜蘭医師は、京都大学医学部大学院で世界中の大量の医学文献からエビデンスを収集、評価する「システマティックレビュー」研究の第一人者です。
本書にはその研究方法や結果について、興味深く、わかりやすく記されています。
田近医師は、「疑わしい情報に接したとき、それが『悪意をもって報じられた可能性がある』のか、または『悪意なく(ときには良かれと思って)報じられたものであっても、事実として間違っている可能性がある』のかを区別することです」と話します。
医療の定説や広告、健康食品の表示など、「情報」の正誤や信頼性を見極めること、それは自らの健康を守るための意思決定において大変重要です。医療情報の真実はいったいどこにあるのか。具体的に信頼できるサイトや医療情報を提示しながら、その存在を探ります。
<内容ピックアップ!>
●新聞の医療情報…20年後は有効か?
●「死亡率が3倍に!」といっても…
●医療広告に「体験談」「回数無制限」「施術前後の写真」は禁止
●オンライン診療の「やせ薬」処方でトラブルが急増中
●通報サイト「医療機関ネットパトロール」がある
●「飲酒する人には肺がんが多い」は適切か…因果関係の証明は難しい
●平均寿命…余命はあと何年?
●医療の「エビデンス」には6つの「レベル」がある
●「診療ガイドライン」とは医師の診療手引書
●診療ガイドラインが検索できる便利なサイトを紹介
●「先進医療=上質な治療法」ではない
●「緩和ケア」は終末期の治療ではない
●医療情報の「見極めかた」と「誤りを信じ込む心理」とは
●真実はどこにあるのか
ほか
ぜひ、ご高覧ください!
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田近亜蘭(たぢか・あらん)氏
京都大学大学院医学研究科社会健康医学系専攻 健康増進・行動学分野准教授。医学博士。精神科専門医・指導医。精神保健指定医。京都大学大学院医学研究科博士課程医学専攻修了。関西医科大学精神神経科・医局長、京都大学医学部附属病院精神科神経科・外来医長などを歴任。
『日本うつ病学会診療ガイドライン 双極性障害(双極症)2023』『統合失調症薬物治療ガイドライン2022』ともに作成委員。
『その医療情報は本当か』
著者 田近亜蘭
新書 208ページ
発行 集英社 1,265円(税込)
ISBN:978-4087213362
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