弊社代表の朝日奈ゆかによる企画編集書籍『「考える腸」が脳を動かす』(菊池志乃)が集英社新書)から全国の書店、ネット書店で発売です!
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著者の菊池志乃医師は、日本初の過敏性腸症候群に対する大規模ランダム化比較試験の有効性を報告して評価された医学博士・消化器病専門医です。
脳と腸は互いに情報を交換し合っていること、これを「脳腸相関」といいます。その橋渡しには4つの経路があり、「腸内細菌叢(腸内フローラ)」が深く関わることもわかってきました。
これによって、胃腸のストレス関連不調に新たに、「認知行動療法」という心理療法の道が開かれつつあります。その研究者である菊池医師が、最新の知見を示しながら、日常に役立つセルフケア法をわかりやすく伝えます。
本書の帯のイラスト、本文内の図版はすべて、菊池医師が描かれました! 集英社による広告などでも活用されています。帯の裏面にもイラストが入っていまして、いずれも原版はカラーです。特別にここでカラー版をお披露目します。

内容ピックアップ!
●脳と腸をつなぐのは自律神経
●腸は脳の指令を待たずとも自律的に働く
●「善玉・悪玉・日和見菌」の考え方はもう古い
●免疫細胞を元気にする腸内細菌は?
●排便時に「脳腸回線」が絶妙に働く
●ストレスホルモンが脳とせき髄を通して便秘や下痢を引き起こすしくみ
●幸せ物質「セロトニン」の90%以上は腸でつくられる
●脳と腸のしくみと肥満症、過敏性腸症候群、糖尿病、アレルギー、うつ病やアルツハイマー病との関係
●過敏性腸症候群の「認知行動療法」の実践法
など
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『「考える腸」が脳を動かす』
菊池志乃・著
新書 200ページ
集英社 1,000円(税別)
ISBN:978-4087213843
菊池志乃(きくち・しの)

名古屋市立大学大学院医学研究科共同研究教育センター助教。京都大学大学院医学研究科・健康増進・行動学分野客員研究員。医学博士。消化器病専門医。消化器内視鏡専門医。
京都大学大学院医学研究科博士課程医学専攻修了。同大学院同科特定助教を経て現職。専門は過敏性腸症候群と認知行動療法。
2022年、日本初の過敏性腸症候群に対する集団認知行動療法の大規模ランダム化比較試験を実施、有効性を報告して評価される。2025年現在も同疾患への新たな心理療法の臨床試験を継続中。
■田近亜蘭医師による書評が『青春と読書 11月号』に掲載されました!
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