■グループディスカッション かかりつけ医はいるけれど、いざというときが心配
大阪府内科医会の医師を中心に、約8名の参加者の皆さんでグループになり、一人ずつ、自己紹介をしつつ、テーマとともに悩みや健康管理と病診連携について話していきます。
テーマは次の4つ。
Q1. かかりつけのお医者さんはいますか?
Q2. なぜそこを選んだのか?
Q3. 専門じゃなかったらどうしますか?
Q4. 救急車を呼んだことがありますか?
各々の回答を受けて、医師がアドバイスします。
↑大阪府内科医会理事・推薦医の野崎京子先生の グループでは、女性の患者の方から、こんな意見が出ていました。
・マイペースの生活をしている。
年とともに食欲がなくなってしまい、すぐにお腹いっぱいになる。
食べたら太るし、太ったら膝に来る。かかりつけ医がいて、友達みたいに接することができる。
いざというときに対応してくれるか心配だけど、何時でも電話していい、と言われている。(50代女性)
・足が悪いが、1〜2駅くらい先のバス停まで、なるべく歩く。旦那さんが、メタボ・糖尿病で、いろいろ言うけれど何も聞かないから、今はさじを投げた。自分の生活環境を崩さないように心がけている。(60代女性)
・12年前に大阪に引っ越ししてきてから、シックハウス症候群に悩まされる。2年くらい家を空けていたら治ると思っていたけれど、簡単には治らない。ありったけのお金で買ったので、どうすることもできない。シックハウス症候群で「くの字」に体が曲がって動けなくなった。注射や接骨院でリハビリをして、今ではまっすぐになった。かかりつけ医にかかっているけれど、診察時間外の場合、電話がつながらないのが心配。マンションの半分くらいは社宅で、入れ替わりが激しく、隣の人もあまり帰って来ないので、いざというときが不安。(80代女性)
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■グループディスカッションより
↑年代や生活習慣もさまざま。皆さんメモを取りつつ、医師のアドバイスに耳を傾けます。
↑グループディスカッションとパネルディスカッションの間には、全員でストレッチをする一幕も。
◇パネルディスカッションより
↑「歌って踊るドクター」と言われる大阪市立堺病院の藤沢智巳先生。前に立って、歌う楽しさを、歌って踊りながら説明。会場は大いに盛り上がっていました。
↑「リズム感が歌う楽しさの秘けつ」なのだとか。 |