弊社代表・朝日奈ゆかの企画編集による「新刊」が発売になりました!
『その医療情報は本当か』(田近亜蘭 集英社新書 1265円税込)
著者の田近亜蘭医師は、京都大学大学院医学研究科社会健康医学系専攻 健康増進・行動学分野准教授。医学博士で、精神科専門医・指導医、精神保健指定医です。診療科のご専門領域から、『日本うつ病学会診療ガイドライン 双極性障害(双極症)2023』『統合失調症薬物治療ガイドライン2022』ともに作成委員もされています。
京都大学での研究では「世界中の医学情報のエビデンスを収集、評価するシステマティックレビュー」のご専門で、同分野の第一人者です。世界の医学情報のエビデンスレベル1を評価する立場のドクターです。
本書にはその研究方法や結果について、わかりやすく興味深く記されています。主な内容はこちらです(集英社新書のサイトへ移ります)。
田近医師は、「疑わしい情報に接したとき、それが『悪意をもって報じられた可能性がある』のか、または『悪意なく(ときには良かれと思って)報じられたものであっても、事実として間違っている可能性がある』のかを区別することです」と話します。
医療の定説や広告、健康食品の表示など、「情報」の正誤や信頼性を見極めること、それは自らの健康を守るための意思決定において大変重要です。医療情報の真実はいったいどこにあるのか。具体的に信頼できるサイトや医療情報を提示しながら、その存在を探ります。
ご高覧いただけますと幸甚です。